077 / 126

代名詞

不定代名詞

something / anything / nothing

説明

something / someone などは、ものや人をはっきり特定せずに表す不定代名詞です。ここでは場所を表す somewhere なども一緒に学びます。

「何か食べたい」「誰もいない」「どこかへ行こう」のように、具体的に名前を出さずにぼかして伝えたいときに使います。

some- / any- / no- を、文の種類と伝えたい意味に合わせて選びます。勧める疑問文での some- や、「どれでも」を表す any- にも注目します。

some- / any- / no- の使い分け

肯定・疑問・否定での基本を示しています。some- と any- は、伝えたい意味によってほかの文の形でも使います。

種類some-:何か・誰か・どこかany-:疑問文・否定文での基本全否定
もの
some-:何か・誰か・どこか
something
any-:疑問文・否定文での基本
anything
全否定
nothing
some-:何か・誰か・どこか
someone
any-:疑問文・否定文での基本
anyone
全否定
no one
場所
some-:何か・誰か・どこか
somewhere
any-:疑問文・否定文での基本
anywhere
全否定
nowhere
人・もの・場所を特定できなくても、ある・ない・尋ねたいを言える
何をぼかしているか
Someone is outside.
何をぼかしているか
誰かは分からないが、人がいる
Is there anything in the box?
何をぼかしているか
何があるか分からないまま尋ねる
There is nothing in the box.
何をぼかしているか
具体名を挙げず、中には何もないと伝える
Let's go somewhere quiet.
何をぼかしているか
場所を決めず、静かなどこかへ誘う

今回のゴール

  • some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる

some- / any- / no- の使い分け

ゴール

some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる

something / anything / nothing は文の種類と意味に合わせて選びます。基本は、肯定文なら some-、疑問文と否定文なら any-、「ひとつもない」と全部を否定するなら no- を選びます。そのうえで「もの」なら -thing、「人」なら -one、「場所」なら -where を後ろに付けて組み合わせます。

勧め・依頼や、あると期待して尋ねる疑問文では some- も使います。 また any- は肯定文でも「どれでも・誰でも・何でも」を表します。 文が肯定か疑問かだけで機械的に選ばないようにします。

選び方は2段階
  1. 何を伝えたいか、文の種類と合わせて確認する

    選ぶ形
    何かある・あると期待する → some- / 有無を尋ねる・not で否定する・どれでもよい → any- / それ自体で全否定 → no-
  2. 表すものを確認する

    選ぶ形
    もの → -thing / 人 → -one / 場所 → -where

例文

肯定文:何かある

There is something in the box.

箱の中に何かあります。
解説
箱の中身を特定せずに、何かがあることを伝えるので something です。
同じ箱について、あるか尋ねて否定する
Q

Is there anything in the box?

箱の中に何かありますか?
A

No, there isn't anything in the box.

いいえ、箱の中には何もありません。
解説
あるか分からずに尋ねるときは anything、何もないと答えるときは not ... anything が基本です。There is nothing in the box. と言っても同じ否定を表せます。
肯定文 → some-

I want something to drink.

何か飲み物がほしいです。
解説
具体的な飲み物を決めずに「何か」を求めているので some- を使います。something to drink で「何か飲むもの」という意味です。
疑問文 → any-

Do you have anything to eat?

何か食べるものはありますか?
解説
疑問文では any- を使うのが基本です。anything to eat で「何か食べるもの」という意味です。
肯定文の some- と否定文の any-

I have something to eat. / I don't have anything to eat.

食べるものがあります。/食べるものが何もありません。
解説
同じ「食べるもの」でも、あると伝える肯定文では something、 ないと伝える否定文では not ... anything を使うのが基本です。
勧める疑問文 → some-

Would you like something to drink?

何か飲み物はいかがですか?
解説
勧める気持ちがある疑問文では some- を使うことがあります。
否定文 → any-

I don't know anyone here.

ここには知っている人がいません。
解説
don't know anyone で「知っている人が誰もいない」と、知っている人の存在を否定しています。 標準的な英語でこの意味を表すときは、don't と no one を重ねません。
全否定 → no-

There is nothing in the box.

箱の中には何もありません。
解説
動詞は is のままで、nothing 自体が「何もない」という否定を表します。 There isn't anything in the box. は、isn't の not で否定する形です。 同じ意味を表す2通りの形として覚え、nothing にさらに not を重ねないようにします。
肯定文の any-:誰でも

Anyone can join the club.

誰でもそのクラブに参加できます。
解説
anyone は参加できる人を限定せず、「誰でも」を表しています。 肯定文でも使える any- の用法です。
場所 → somewhere

Let's go somewhere quiet.

どこか静かなところへ行きましょう。
解説
somewhere は「どこか」を表します。quiet のような形容詞は、somewhere の後ろに置いて説明します。
場所の疑問文 → anywhere

Is there anywhere quiet?

どこか静かな場所はありますか?
解説
静かな場所があるかを尋ねています。場所を表すので anything ではなく anywhere を使い、quiet を後ろに置きます。
場所の全否定 → nowhere

There is nowhere quiet.

静かな場所はどこにもありません。
解説
nowhere 自体が「どこにも〜ない」を表します。There isn't anywhere quiet. と言っても同じ意味です。
同じ意味の -body
someone / anyone / no one は、somebody / anybody / nobody とほぼ同じ意味です。
主語にしたときの動詞と、形容詞の位置
someone / anyone / no one / something などを主語にするときは単数として扱い、 Someone is waiting. のように is / does などを使います。 形容詞で説明するときは something interesting / someone kind のように後ろに置きます。

Someone are waiting outside.

Someone is waiting outside.

someone を主語にするときは単数として扱います。現在進行形でも be 動詞は are ではなく is にします。

I don't know no one here.

I don't know anyone here.

標準的な英語で「誰も知らない」と言うときは、don't know anyone または know no one を使います。この意味で don't と no one を重ねません。

I want interesting something.

I want something interesting.

something を形容詞で説明するときは、something interesting のように形容詞を後ろに置きます。interesting something の語順にはしません。

理解度チェック

「I don't know anyone here.」はどういう意味ですか。

まとめ

  • some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる