関係代名詞

関係代名詞で名詞を後ろから説明する

who / which / that

どっちで読む?

要点だけ復習や確認に

説明

関係代名詞は、人やものを表す名詞(先行詞)に説明を付け加えます。

「どんな人か」「どんなものか」を、後ろから詳しく説明できます。

選び方は2つの軸で決まります。1つ目は先行詞が「人」か「もの・動物」か、それとも「所有関係」かです。

2つ目は、後ろの文での役割です。主格か目的格かで形を見分け、目的格のときは省略できます。

関係代名詞の使い分け
関係代名詞説明する対象
who
説明する対象
which
説明する対象
もの・動物
that
説明する対象
人・ものどちらでも
whose
説明する対象
所有(〜の)
what
説明する対象
先行詞を含む(〜すること・もの)
関係代名詞を読む順序
  1. 説明される名詞(先行詞)
    選ぶもの
    人なら who、ものなら which / that
  2. 後ろの文での役割
    選ぶもの
    主語なら省略しない、目的語なら省略できる
  3. 所有関係かどうか
    選ぶもの
    「〜の」なら whose
  4. what と混同していないか
    選ぶもの
    先行詞があるなら what ではなく who / which / that

今回のゴール

  • 先行詞が人かもの・動物かに合わせて who / which / that を使い分けるルールを理解する
  • 関係代名詞を使って 2 つの文を 1 つにまとめた文が作れるようになる
  • 関係代名詞の主格と目的格の違いと、目的格を省略できる条件を理解する
  • 関係代名詞 whose を使って「〜の」という所有関係を含む説明ができるようになる
  • what で「〜すること・もの」が表せるようになる

who / which / that の使い分け

ゴール

先行詞が人かもの・動物かに合わせて who / which / that を使い分けるルールを理解する

who / which / that は、説明する名詞が人かものかで使い分けます。人には who、ものや動物には主に which、どちらにも使えるのが that です。ペットなど人に近い存在として動物を表すときは who が使われることもあります。

語順
名詞 + who / which / that + 動詞...

例文

who(主格・人)

The man who lives next door is a teacher.

隣に住んでいる男性は先生です。

解説
the man(人)を説明するので who を使います。
which(主格・物)

I bought a book which is very interesting.

私はとても面白い本を買いました。

解説
a book(もの)を説明するので which を使います。
that(目的格・物)

The book that I read was good.

私が読んだ本は良かったです。

解説
that は人にもものにも使えます。ここは which I read でもほぼ同じ意味です。ここで扱うのは名詞を限定して説明する基本の形で、カンマで追加情報を足す発展的な形では that は使いません。
what との違い
what は「〜すること / もの」という意味の関係代名詞で、をその中に含んでいます(= the thing that)。そのため、のあとに置く who / which / that とは別物で、The book what I read のようにと一緒には使いません。がある文では who / which / that を選びます。

2つの文をつなぐ

ゴール

関係代名詞を使って 2 つの文を 1 つにまとめた文が作れるようになる

関係代名詞は、2つの文を1つにつなぎます。「I have a friend.」と「He works at a café.」を合わせると、「I have a friend who works at a café.」になります。共通する名詞を見つけ、人なら who、ものなら which / that に置き換えます。

2文を1文にする手順
  1. 2つの文で同じものを指す語を見つける
    friend = he
  2. 説明される名詞を前に残す
    I have a friend
  3. 後ろの代名詞を関係代名詞に置き換える
    who works at a café

例文

who(2文を結合)

I have a friend who works at a café.

私はカフェで働いている友達がいます。

解説
「I have a friend.」と「He works at a café.」を結合。friend = he なので who でつなぎます。
which(2文を結合)

She has a cat which has blue eyes.

彼女は青い目の猫を飼っています。

解説
「She has a cat.」と「It has blue eyes.」を結合。cat = it なので which でつなぎます。
that(2文を結合)

The movie that we watched last night was exciting.

昨日の夜見た映画は面白かったです。

解説
「The movie was exciting.」と「We watched it last night.」を結合。it が that に置き換わり、we が主語として残ります。

主格・目的格と省略

ゴール

関係代名詞の主格と目的格の違いと、目的格を省略できる条件を理解する

関係代名詞の主格目的格は、後ろに続くもので見分けます。主格は関係代名詞のすぐ後に動詞が続き、省略できません。目的格は関係代名詞の後に主語 + 動詞が続き、省略できることが多いです。

主格と目的格の見分け方
後ろに来るもの省略
主格
後ろに来るもの
動詞
省略
不可
the girl who likes Ken
目的格
後ろに来るもの
主語 + 動詞
省略
可能
the girl (who/that) Ken likes
同じ語で見比べる

同じ名詞「the girl」を例に、主格と目的格を並べてみます。

主格: the girl who likes Ken(ケンを好きな女の子。girl が「好きな側」)目的格: the girl Ken likes(ケンが好きな女の子。girl が「好かれる側」、関係代名詞は省略)

動詞 likes の前後で「who / 主語」が入れ替わると、girl の役割が変わる、という見方ができます。

例文

主格(who + 動詞)

I know someone who cooks well.

私は料理が上手な人を知っています。

解説
who の後にすぐ動詞 cooks が続くので主格。省略はできません。
目的格(that + 主語 + 動詞)

The cake that she made was delicious.

彼女が作ったケーキはおいしかったです。

解説
that の後に主語 she + 動詞 made が続くので目的格。that は省略できます。
目的格(省略)

The cake she made was delicious.

彼女が作ったケーキはおいしかったです。

解説
目的格を省略した形。会話ではこの形が自然です。

whose の使い方

ゴール

関係代名詞 whose を使って「〜の」という所有関係を含む説明ができるようになる

whose は「〜の」という所有関係を表す関係代名詞で、人にもものにも使えます。後ろに名詞を続けて、「誰の何か」「何の一部か」を示します。

語順
先行詞(関係代名詞が説明する名詞) + whose + 名詞 + 動詞

例文

whose(所有格・人)

I know a girl whose father is a doctor.

私はお父さんが医者の女の子を知っています。

解説
whose father = the girl's father。a girl の所有関係を表しています。
whose(所有格・物)

This is the house whose roof is red.

これは屋根が赤い家です。

解説
whose roof = the house's roof。物(the house)にも whose を使えます。会話では This is the house with a red roof.(赤い屋根の家)のように言い換える方が自然なこともあります。
whose(所有格・人)

The boy whose bike was stolen called the police.

自転車を盗まれた少年は警察に電話しました。

解説
whose bike = the boy's bike。少年の所有物(自転車)について説明しています。

what の使い方

ゴール

what で「〜すること・もの」が表せるようになる

what は who / which / that と違い、説明される名詞(先行詞)を自分の中に含んでいます。それ自体で「〜すること・〜するもの」という意味になるので、前に先行詞を置きません。what = the thing(s) that と考えると分かりやすいです。

語順
what + 主語 + 動詞(= 〜すること・もの)

例文

what(〜すること)

I believe what he said.

私は彼が言ったことを信じます。

解説
what he said = the thing he said =「彼が言ったこと」。前に先行詞は置きません。
what(〜するもの)

This is what I want.

これが私の欲しいものです。

解説
what I want で「私が欲しいもの」。the thing は付けません。
what(〜するもの)

Show me what you bought.

あなたが買ったものを見せてください。

解説
what = 先行詞を含む関係代名詞。「あなたが買ったもの」をひとまとめにします。

間違えやすいポイント

The man which lives next door is a teacher.

The man who lives next door is a teacher.

説明する名詞(先行詞)が「人」のときは who を使います。which はものや動物を指す関係代名詞です。人を説明する場面では who か、人・もの両方に使える that を選びます。

I know a girl who she speaks French.

I know a girl who speaks French.

who 自体が「彼女」の役割(主語)を担当します。その後にもう一度 she を入れると、主語が二重になります。英語では who が代名詞の役割を引き受けると考えます。

The book what I read was good.

The book that I read was good.

what は「〜するもの・こと」のように先行詞を含む語です。the book のような先行詞がすでにあるときは、that / which を使います。

The girl who father is a doctor is my friend.

The girl whose father is a doctor is my friend.

「〜の」という所有関係を表すときは whose を使います。who は「〜が / 〜を」の関係代名詞で、所有の意味はありません。

I believe that he said.

I believe what he said.

「〜すること・もの」と先行詞なしでひとまとめにするときは what を使います。what は the thing that(〜すること)の意味を1語で表します。また、that の後ろには完全な文が続きます。believe that の後ろに said だけを置くと目的語がなく不完全な文になるので、ここでは what を使います。

まとめ

  • 先行詞が人かもの・動物かに合わせて who / which / that を使い分けるルールを理解する
  • 関係代名詞を使って 2 つの文を 1 つにまとめた文が作れるようになる
  • 関係代名詞の主格と目的格の違いと、目的格を省略できる条件を理解する
  • 関係代名詞 whose を使って「〜の」という所有関係を含む説明ができるようになる
  • what で「〜すること・もの」が表せるようになる