第5文型

第5文型で「〜を…と呼ぶ・する」を表す

call / make + O + C

どっちで読む?

要点だけ復習や確認に

説明

SVOC文型は、目的語の状態や名前を補語で説明します。

「彼をマイクと呼ぶ」「そのニュースでうれしくなった」「部屋をきれいに保つ」のように、目的語の状態や名前を伝えたいときに使います。

(O)と(C)が「O = C」の関係になるのが特徴です。

補語(C)には、主に名詞・形容詞・分詞を置きます。

SVOC でよく使う動詞
動詞意味C に来るもの
call / name
意味
A を B と呼ぶ・名付ける
C に来るもの
名詞
make / get
意味
A を B の状態にする
C に来るもの
形容詞 / 分詞
keep / leave
意味
A を B のまま保つ・置いておく
C に来るもの
形容詞 / 分詞
find / think
意味
A が B だとわかる・思う
C に来るもの
形容詞 / 名詞
SVOC を読む順序
  1. 動詞の後ろに目的語があるか
    判断
    him / me / the room などが O
  2. その後ろが O を説明しているか
    判断
    O = C の関係なら SVOC
  3. C の種類
    判断
    名前なら名詞、状態なら形容詞・分詞
  4. SVOO と混同していないか
    判断
    人 + もの ではなく、O + 状態/名前かを見る

今回のゴール

  • SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる
  • SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる
  • 補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる
  • O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える
  • SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる

call / name の SVOC

ゴール

SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる

callname は、対象を「〜と呼ぶ・名付ける」と言うときに使う代表動詞です。目的語(O)の名前や呼び方を、補語(C)として後ろに直接置き、O と C はイコール関係になります。

呼び名・名付けの形
主語 + call / name + O(対象) + C(名前)

例文

We call him Tom.

私たちは彼をトムと呼びます。

解説
him = Tom の関係。call の後ろに「呼ばれる人」→「呼び名」と並べます。

They named their baby Emma.

彼らは赤ちゃんをエマと名付けました。

解説
their baby = Emma の関係。name は「名付ける」ときに使います。

My friends call me Ken.

友達は私をケンと呼びます。

解説
me = Ken の関係。動詞の後ろの O は目的格(me / him / her など)になります。

She made I happy.

She made me happy.

動詞の後ろの O は目的格(me / him / her / us / them)にします。主格 (I / he / she) は文の頭だけで使う形です。

make / keep の SVOC

ゴール

SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる

make / get / keep / leave / find / think は、対象を「ある状態にする・保つ・わかる」と言うときに使います。make / get は状態の変化、keep / leave は状態の維持、find / think は受け手の判断を表します。

状態の変化・維持・判断の形
主語 + 動詞 + O(対象) + C(状態)

例文

The news made me happy.

そのニュースを聞いて、うれしくなりました。

解説
me = happy の関係。make は「O を C の状態にする」と変化を表します。

Keep your room clean.

部屋をきれいに保ちなさい。

解説
your room = clean の関係。keep は状態の維持を表します。

I found the book interesting.

私はその本を面白いと感じました。

解説
the book = interesting の関係。find は「実際に経験してみて〜だと判明した」を表します。

She painted her room white.

彼女は部屋を白く塗りました。

解説
her room = white の関係。paint のように具体的な動作で状態を変える動詞も SVOC を作れます。

補語に置ける語

ゴール

補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる

SVOC の補語(C)には、主に名詞・形容詞・分詞を置けます。名詞は呼び名や名前、形容詞は性質や状態、分詞は「〜している / 〜された状態」を表します。

補語に置く品詞
品詞意味
名詞
They call me Ken.
意味
呼び名(me = Ken)
形容詞
Exercise keeps me healthy.
意味
性質・状態(me = healthy)
現在分詞
I heard her singing.
意味
〜している(her = 歌っている状態)
過去分詞
Keep the door closed.
意味
〜された(the door = 閉められた状態)

例文

補語が名詞

They call me Ken.

彼らは私をケンと呼びます。

解説
me = Ken の関係。名詞を置くと「呼び名」「役職」「資格」などを表します。
補語が形容詞

Exercise keeps me healthy.

運動は私を健康に保ちます。

解説
me = healthy の関係。形容詞を置くと「性質」「状態」を表します。
補語が過去分詞

Keep the door closed.

ドアを閉めたままにしておいて。

解説
the door = closed の関係。過去分詞を置くと「〜された状態」を表します。

The news made me to happy.

The news made me happy.

SVOC の補語(C)に形容詞を置くときは直接続けます。to は不定詞を作る語なので、形容詞の前には置けません。

be動詞を入れない

ゴール

O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える

SVOC では、O と C の間にbe動詞(is / was など)を入れません。「O が C である」という意味は、動詞 + O + C の並びそのもので表せるためです。be動詞を入れたくなるのは「O は C です」という日本語訳の「は」につられるからですが、英語では並べるだけで十分です。

be動詞は入れない
正しい形
S + V + O + C
誤った形
S + V + O + is / was + C

例文

She named her cat Luna.

彼女は猫をルナと名付けました。

解説
her cat = Luna の関係ですが、her cat is Luna とはしません。

The movie made her sad.

その映画を見て、彼女は悲しくなりました。

解説
The movie made her sad. では、her と sad の間に was は入れません。「彼女は悲しかった」と別の文で言うなら She was sad. になります。

We call him is Tom.

We call him Tom.

SVOC では O と C の間に be動詞は入れません。動詞 + O + C の並びそのもので「O が C である」を表します。

SVOO と SVOC の違い

ゴール

SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる

第4文型(SVOO)第5文型(SVOC)は、どちらも「動詞 + 語 + 語」と並びが似ていますが、後ろの2語の関係が違います。第4文型は「人 + もの」で、人とものは別物です(が2つ)。「人にものを〜する」の意味で、to / for を使った形に書き換えられます。

第5文型は「O + C」で、O = C のイコール関係になり、書き換えはできません。見分ける軸は後ろの2語が「=」でつながるか。つながれば第5文型、「人 ≠ もの」なら第4文型です。

第4文型(SVOO)と第5文型(SVOC)の違い
文型後ろの2語の関係意味
第4文型 (SVOO)
後ろの2語の関係
人 ≠ もの(別物)
意味
人にものを〜する
She made him a cake.
第5文型 (SVOC)
後ろの2語の関係
O = C(イコール)
意味
O を C と呼ぶ・C にする
She made him happy.

例文

第4文型 (SVOO)

She made him a cake.

彼女は彼にケーキを作ってあげました。

解説
him(人)と a cake(もの)は別物なので第4文型(SVOO)。She made a cake for him. と for を使って書き換えられます。
第5文型 (SVOC)

She made him happy.

彼女は彼を幸せにしました。

解説
him = happy のイコール関係なので第5文型(SVOC)。同じ make でも、後ろが「O = C」かどうかで文型が変わります。
第4文型 (SVOO)

I found him a job.

私は彼に仕事を見つけてあげました。

解説
him(人)と a job(もの)は別物なので第4文型(SVOO)。「彼に仕事を」と人にものを渡す意味です。
第5文型 (SVOC)

I found him honest.

私は彼が正直だとわかりました。

解説
him = honest のイコール関係なので第5文型(SVOC)。「彼 = 正直」と判断する意味です。

She made him a cake happy.

She made him happy. / She made him a cake.

SVOO(動詞 + 人 + もの)と SVOC(動詞 + O + C)は別の文型です。「彼をうれしくさせた」は SVOC で、SVOO と混ぜません。

まとめ

  • SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる
  • SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる
  • 補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる
  • O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える
  • SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる