could / be able to(過去・未来の「できる」)

could は過去の「できた」や丁寧な依頼、be able to は未来などの「できる」を表します。

説明

could / be able to は、can が使えない場面で「〜できる / できた」や丁寧な依頼を表します。

「昔は〜できた」「〜していただけますか」「来年は〜できるでしょう」のように、過去の能力・丁寧な依頼・未来の能力を伝えたいときに使います。

could は can の過去形、be able to は can と置き換え可能な形で、be動詞を変えることで過去・未来も表せます。

could と be able to の使い分け
意味・用法
could過去の一般的な能力(昔は〜できた)/丁寧な依頼
be able to〜できる(can に近い意味)
will be able to未来に〜できる

今回のゴール

  • could で「昔は〜できた」が言えるようになる
  • Could you ...? で丁寧にお願いができるようになる
  • be able to で「〜できる」が言えるようになる(can が使えない場面)

could で「昔は〜できた」が言えるようになる

could は can の過去形として、昔は〜できたという一般的な能力を言うときに使います。
could の後ろには 動詞の原形を置きます。to は置きません。
「ずっと持っていた能力」には could、「ある場面で実際にやり遂げた」には was / were able to を使い分けます。同じ「できた」でも、能力か達成かで形が変わります。

文の形
主語 + could + 動詞の原形
could と was / were able to の使い分け
場面使う形
昔から持っていた能力couldI could swim when I was five.
ある場面で実際にやり遂げたwas / were able toI was able to finish the race yesterday.

例文

過去の能力(could)

I could swim when I was five.

5歳のとき泳げました。

解説
子どものころから持っていた能力として「泳げた」と言うので could を使います。
過去の能力(could)

My grandmother could speak French.

祖母はフランス語が話せました。

解説
祖母がずっと持っていた能力なので could。一般的な能力には could が自然です。
一度だけの達成(was / were able to)

I was able to finish the race yesterday.

昨日レースを完走できました。

解説
ある場面で実際にやり遂げた話なので was able to を使います。ここで could を使うと不自然になります。

Could you ...? で丁寧にお願いができるようになる

Could you ...? は Can you ...? より丁寧な依頼です。先生や目上の人、お店の人への依頼でよく使います。
Could you の後ろには 動詞の原形を置きます。do は使いません。

依頼の形
Could you + 動詞の原形 ... ?
依頼の丁寧さ比較
丁寧さ場面
Can you ...?カジュアル友達・家族
Could you ...?丁寧先生・目上の人・お店の人
許可をお願いする Could I ...?
同じ could を使って Could I ...? と言えば、「〜してもいいですか?」という控えめな許可のお願いになります(Can I ...? より丁寧)。例: Could I borrow your pen?(ペンをお借りしてもいいですか?)

例文

Can you ...?(カジュアル)

Can you help me?

手伝ってくれる?

Could you ...?(丁寧な依頼)

Could you help me?

手伝っていただけますか?

解説
Could you ...? は Can you ...? より丁寧な依頼です。先生や目上の人に使います。
Could you ...?(お店で)

Could you tell me the way to the station?

駅までの道を教えていただけますか?

解説
知らない人に道を尋ねる場面でも Could you ...? がよく使われます。

be able to で「〜できる」が言えるようになる(can が使えない場面)

be able to は can と同じ「〜できる」を表しますが、助動詞や to不定詞などと組み合わせて使えるのが特徴です。
英語では助動詞を 2 つ並べられないので、未来の「〜できる」を表したいときは will can とは言わず will be able to を使います。
be動詞の部分を活用させれば、過去(was / were able to)・未来(will be able to)など、can が使えない時制でも「できる」が表せます。

文の形
主語 + be動詞 + able to + 動詞の原形主語 + 助動詞 + be able to + 動詞の原形
be able to で表せる時制
時制
現在am / is / are able toShe is able to speak French.
過去was / were able toHe was able to solve the problem.
未来will be able toYou will be able to speak English well.
to不定詞の後to be able toI want to be able to play the guitar.

例文

現在(can に近い意味)

She is able to speak three languages.

彼女は3か国語を話せます。

未来(will + be able to)

You will be able to speak English well.

あなたは英語を上手に話せるようになるでしょう。

解説
will can とは言えないので、will be able to を使います。助動詞は2つ並べられないルールがあるためです。
to不定詞の後

I want to be able to play the guitar.

ギターが弾けるようになりたいです。

解説
want to の後ろに can は置けないので、to be able to を使います。「〜できるようになりたい」「〜できる必要がある」のような表現で頻出です。

間違えやすいポイント

I could to swim when I was five.

I could swim when I was five.

could は助動詞なので、後ろには to を置かず動詞の原形を続けます。

Could you helps me?

Could you help me?

Could you ...? の後ろも動詞の原形です。主語が you でも help に -s は付けません。

You will can speak English well.

You will be able to speak English well.

助動詞 will と can は並べられません。未来の「できる」は will be able to を使います。

I could finish the race yesterday.

I was able to finish the race yesterday.

1回だけ実際にやり遂げた「できた」には was / were able to を使います。could は「もともと持っていた一般的な能力」を表すので、ある場面での達成には使いません。

I want to can play the guitar.

I want to be able to play the guitar.

to の後ろには助動詞の can を置けません。「〜できるようになりたい」は to be able to を使います。

まとめ

  • could で「昔は〜できた」が言えるようになる
  • Could you ...? で丁寧にお願いができるようになる
  • be able to で「〜できる」が言えるようになる(can が使えない場面)