関係・働きの前置詞(by / with / for / about / of)

by car(手段)/ with you(一緒に)/ for you(目的)/ about music(話題)/ of Japan(所属)のように、関係を表します。

説明

関係・働きの前置詞は、手段・目的・話題・所属など、名詞どうしのつながりを表します。

「バスで」「友達と一緒に」「あなたのために」「本について」「本のタイトル」のように、場所や時間以外の関係を表します。

by / with / for / about / of は、それぞれ核となるイメージを持っていて、そのイメージから複数の意味に広がります。コアイメージから捉えると、どの場面でどれを選ぶかが見えてきます。

コアイメージから広がる意味
前置詞コアイメージそこから広がる意味
byそばを通る / そばにある経路・手段・行為者
with一緒にある同伴・道具・所持
for何かに向ける相手・目的・期間(時間の長さに向ける)
aboutまわりに話題(その周辺について)
of元・帰属〜の・部分・素材

今回のゴール

  • 関係・働きの前置詞(by / with / for / about / of)の使い分けを覚える

関係・働きの前置詞(by / with / for / about / of)の使い分けを覚える

それぞれの前置詞には核となるイメージがあり、そのイメージから複数の意味が広がります。
by は「そばを通る・そばにある」が核で、そこから経路・手段(バスで通る)・行為者(〜によって)に広がります。with は「一緒にある」が核で、人と一緒(同伴)、手に持って使う(道具)、身につけている(所持)まで広がります。for は「何かに向ける」が核で、相手・目的・期間(時間の長さに向ける)を表します。about は「まわりに」が核で、話題(その周辺について話す)に広がります。of は「元・帰属」が核で、「〜の」「部分」「素材」を表します。
bywith は混同しやすいですが、by は「方法・経路」(I go by bus. = バスを使って移動)、with は「手に持って使う道具」(I write with a pen. = ペンを持って書く)と区別します。

前置詞句の形
手段by + 交通手段
同伴・道具with + 人 / 道具
目的・期間for + 人 / 期間
話題about + 名詞
所属・部分・量of + 名詞
補足
for two hours のような for + 期間は「どれくらい続くか」を表します。at 3 p.m. や on Monday のように「いつ」を指す時間の前置詞とは分けて考えます。

例文

by(手段)

I go to school by bus.

私はバスで学校に行きます。

解説
by + 交通手段(無冠詞)で「〜で」を表します。by train, by bike なども同じ形です。
with(同伴)

I went to the park with my sister.

私は姉と一緒に公園に行きました。

解説
with + 人 で「〜と一緒に」を表します。
with(道具)

Please write your name with a pen.

ペンで名前を書いてください。

解説
with + 道具 で「〜を使って」を表します。単数の数えられる道具には a/an を付けます。
for(目的)

This present is for you.

このプレゼントはあなたのためです。

解説
for + 人 で「〜のために」を表します。
for(期間)

I studied English for two hours.

私は2時間英語を勉強しました。

解説
for + 期間 で「〜の間」を表します。How long の質問への答えにも使います。
about(話題)

Tell me about your school.

あなたの学校について教えてください。

解説
about + 名詞 で「〜について」を表します。talk about / think about / know about などでよく使います。
of(所属)

Do you know the title of this song?

この歌のタイトルを知っていますか。

解説
the title of this song で「この歌のタイトル」を表します。日本語と語順が逆になります。
of(部分・量)

I drink a cup of tea every morning.

私は毎朝お茶を1杯飲みます。

解説
a cup of tea は「カップ1杯分のお茶」という量と中身の関係を表します。

間違えやすいポイント

I go to school by a bus.

I go to school by bus.

by + 交通手段は「手段」を抽象的に表すので冠詞を付けません。by bus / by train のように無冠詞で使います。

I write with pen.

I write with a pen.

with + 単数の数えられる道具を具体的に指すときは冠詞が必要です。with a pen のように a / an を付けます(by + 交通手段の無冠詞とは異なります)。

I talked about him about the plan.

I talked to him about the plan.

「人に話す」は talk to、「〜について」は talk about。両方使うときは talk to 人 about 内容 の語順です。

Do you know the song of title?

Do you know the title of the song?

of は A of B の形で「B の A」を表します。日本語の語順のまま song of title にはしません。

まとめ

  • 関係・働きの前置詞(by / with / for / about / of)の使い分けを覚える