逆接を表す接続詞
逆の内容を文でつなぐ
although / though
どっちで読む?
説明
although / though / even though は、対立する2つの内容をつなぎます。
「疲れていたけれど働き続けた」「先生は厳しいけれど優しい」のように、予想と違う結果や対立する内容を伝えたいときに使います。
although は標準的、though はややカジュアル、even though は「〜だけれども」「〜にもかかわらず」を強め、予想とのギャップをより強く表します。
似た表現に despite / in spite of がありますが、こちらは前置詞句で後ろは名詞、although / though は接続詞なので後ろには逆接を表す文(主語+動詞)を続けます。
今回のゴール
- although / though で逆接(〜だけれども)が言えるようになる
- although / though の節を文頭・文末のどちらに置くかと、カンマの使い方のルールを理解する
- even though を使って、although より強い驚きや意外さを表す文が作れるようになる
although と though の使い方
although / though で逆接(〜だけれども)が言えるようになる
although / though は「〜だけれども」を表し、前半と後半の内容が対立する、あるいは予想を裏切るときに使います。although の方が標準的で書き言葉にも自然になじみ、though はややカジュアルな響きです。though は副詞として 文末に置いて「〜だけどね」のように軽く付け足す使い方もあります。
例文
Although it was cold, we went out.
寒かったけれど、私たちは外出しました。
Though he was tired, he kept working.
疲れていたけれど、彼は働き続けました。
Although the teacher is strict, he cares about us.
先生は厳しいけれど、私たちのことを思ってくれています。
The exam was hard. I passed, though.
試験は難しかった。でも受かったよ。
位置とカンマのルール
although / though の節を文頭・文末のどちらに置くかと、カンマの使い方のルールを理解する
although / though の主語+動詞のまとまりは、メインの文の前にも後ろにも置けます。although / though の文を前に置くときはメインの文との間にカンマを入れ、メインの文が先のときはふつうカンマを入れません。
「先に対立する内容を提示してから結論を述べたい」場合は前置、「結論を先に伝えてから理由を補足したい」場合は後置にすると、語順で印象を変えられます。
例文
Although it was cold, we went outside.
寒かったけれど、私たちは外出しました。
We went outside although it was cold.
寒かったけれど、私たちは外出しました。
Though he was tired, he kept working.
疲れていたけれど、彼は働き続けました。
even though の使い方
even though を使って、although より強い驚きや意外さを表す文が作れるようになる
even though は「〜だけれども」「〜にもかかわらず」を強め、ふつうの although より予想とのギャップを強く感じさせる言い方です。「雨が降っているのに(ふつうなら行かないよね)走りに行った」のように、後半の意外さを際立たせたいときに使います。although の代わりに使えて、語順やカンマのルールも同じです。
例文
Even though it was raining, he went jogging.
雨が降っていたのに、彼はジョギングに行きました。
She passed the test even though she didn't study.
勉強しなかったのに、彼女はテストに受かりました。
Even though he is young, he speaks three languages.
若いのに、彼は3カ国語を話します。
despite / in spite of も「〜にもかかわらず」と逆接を表しますが、後ろに置けるのは名詞や動詞の ing 形だけです(前置詞句のため)。although / though は主語+動詞のまとまりが続くので、文を続けたいときはこちらを選びます。
例: Despite the rain, he went jogging. / Although it was raining, he went jogging.
間違えやすいポイント
Although he was tired, but he kept working.
Although he was tired, he kept working.
although で文をつないでいるので、同じつなぎ目に but は置きません。although か but のどちらか一方を使います。
Very although it was cold, we went outside.
Even though it was cold, we went outside.
although を強めたいときは very ではなく even though を使います。very は形容詞・副詞を強める語で、接続詞には付きません。
Although the rain, he went jogging.
Although it was raining, he went jogging. / Despite the rain, he went jogging.
although の後ろには逆接を表す文を続けます。名詞だけを置きたいときは前置詞句の despite / in spite of を使います。
I was tired. Although, I kept working.
I was tired. However, I kept working. / Although I was tired, I kept working.
although は接続詞なので、文と文を「. Although,」でつなぐことはできません。文の頭で逆接を切り出すには however を使います。
まとめ
- although / though で逆接(〜だけれども)が言えるようになる
- although / though の節を文頭・文末のどちらに置くかと、カンマの使い方のルールを理解する
- even though を使って、although より強い驚きや意外さを表す文が作れるようになる