「答える・返事をする」を表す answer / reply / respond の違い・使い分け

answerreply respond はどれも「答える・返事をする」と訳せますが、何に対する反応かと文の組み立てが違います。

使い分け早見表
単語使い方
使い方
質問・電話・ドアに答える
使い方
メール・手紙に「返信する」
使い方
刺激・要求・状況に「応じる」、ややフォーマル

answer を使うとき

質問・電話・ドアなど、相手から「呼びかけ」があったものに直接答えるときに使う基本動詞です。他動詞なので、前置詞なしですぐに目的語を続けます。"answer the question / the phone / the door" のように決まった組み合わせが多くあります。

例文

Please answer the question in English.

質問に英語で答えてください。

Could you answer the phone for me?

私の代わりに電話に出てくれますか。

reply を使うとき

手紙・メール・メッセージなど、文章で送られたものに「返信する」というときに使います。自動詞なので、目的語の前に to が必要です (reply to your message)。ビジネスメールでも日常メッセージでも頻出します。

例文

I will reply to your email tomorrow.

明日あなたのメールに返信します。

She replied to my message right away.

彼女はすぐに私のメッセージに返信してくれました。

respond を使うとき

質問への返答だけでなく、刺激・要求・状況などに「応じる」を広く表すフォーマルな語です。自動詞で、目的語の前に to を入れます (respond to the crisis)。報道・ビジネス・医学などの改まった文脈で多く見られます。

例文

The government responded to the crisis quickly.

政府はその危機に素早く対応しました。

The patient is responding well to the treatment.

その患者は治療によく反応しています。

間違えやすいポイント

I will reply your message tomorrow.

I will reply to your message tomorrow.

reply は自動詞なので、目的語の前に to が必要です。answer なら他動詞で前置詞なしで OK ですが、reply では to を忘れません。

Please respond the question.

Please answer the question.

respond は刺激や状況への反応に使うフォーマルな語で、質問への返答には answer が自然です。respond を使うなら respond to the question の形にします。