「運ぶ」を表す bring / carry の違い・使い分け

carry は「重さのあるものを持って移動させる、運ぶという動作そのもの」を表し、 方向は問いません。一方、bring は「話し手・聞き手のいる場所へ」という 方向性を含む語です。運び方に注目するか、運ぶ先に注目するかで使い分けます。

使い分け早見表
単語使い方
使い方
運ぶ動作そのもの(方向は問わない)
使い方
話し手・聞き手のいる場所へ運ぶ
Point

bring と take の方向の違い(こちらへ持ってくるか、別の場所へ持っていくか)については bring/take のページで詳しく説明しています。

carry を使うとき

物の重さを持ちながら移動させる、運ぶという動作そのものを表します。 どちらの方向へ運ぶかは関係なく、手で持つ・背負う・肩にかけるなど、 重さを支えながら移動する場面で幅広く使います。

例文

I carried the heavy bag to the station.

私は重いかばんを駅まで運びました。

She always carries an umbrella in her bag.

彼女はいつもかばんに傘を入れて持ち歩いています。

bring を使うとき

物や人を、話し手・聞き手のいる場所へ持ってくる・連れてくるときに使います。 carry と違い、運ぶ先が「こちら側」であるという方向性が意味に含まれています。

例文

Please bring your notebook tomorrow.

明日ノートを持ってきてください。

Can I bring my friend to the party?

パーティーに友だちを連れて行ってもいいですか。

間違えやすいポイント

Bring the heavy box to the second floor.

Carry the heavy box to the second floor.

重い箱をどこか(この場合は2階)へ運ぶという動作そのものを表すなら carry です。bring は話し手のいる場所へ持ってくるという方向性を含む語です。

Please carry your notebook here tomorrow.

Please bring your notebook here tomorrow.

here(話し手のいる場所)へ持ってきてほしいという意味なら bring が自然です。carry は運ぶ動作そのものを表し、方向性を含みません。