命令文の基本

相手に行動を伝える命令文

Stand up.

どっちで読む?

要点だけ復習や確認に

説明

命令文は、主語を省略して指示・依頼・禁止を表します。Let's を使うと、一緒にすることを提案できます。

「座ってください」「急いで!」「一緒に行きましょう」のように、相手に行動を求めたり、一緒に何かしようと誘ったりするときに使います。

相手に直接言う文なので、主語の You はふつう省略し、動詞の原形から始めます。

Please を添えると丁寧な依頼として伝えやすくなります。掲示物(No Smoking / Keep Out など)でも命令文の形がよく使われます。

命令文で押さえること
場面使う形
指示・依頼
使う形
動詞の原形から始める
Open the door.
丁寧な依頼
使う形
Please + 動詞の原形
Please open the door.
禁止
使う形
Don't + 動詞の原形
Don't run.
提案
使う形
Let's + 動詞の原形
Let's go.
掲示・注意
使う形
短い命令表現や No + -ing
Keep Out / No Smoking

今回のゴール

  • 命令文の形を使って、指示・禁止が伝えられるようになる
  • please を使った丁寧な依頼と、Let's / Let's not を使った提案が言えるようになる
  • 掲示物や案内文でよく使われる命令表現を読み取れるようになる

指示・禁止の形

ゴール

命令文の形を使って、指示・禁止が伝えられるようになる

命令文は、主語の You を省いて動詞の原形から始める文です。「するな」と禁止するときは Don't を頭に付けて作ります。be動詞の文でも、命令文では原形 be を使い、否定でも Don't be ... の形になります(Don't be late.)。

使い分け
〜しなさい
Open the door.(ドアを開けてください)
〜するな
Don't open the door.(ドアを開けるな)
指示・禁止の形
意味
動詞の原形〜
意味
〜しなさい/〜してください
Don't + 動詞の原形
意味
〜してはいけない(禁止)

例文

肯定文

Open the window.

窓を開けてください。

解説
主語(You)を省略して動詞 Open から始めています。普通の文なら You open the window. ですが、命令文では You を省きます。
be動詞の命令文

Be careful.

気をつけてください。

解説
be動詞でも命令文では原形 be を使います。
否定文

Don't touch that.

それに触らないでください。

解説
「〜するな」と禁止を表すには、動詞の前に Don't を付けます。Don't + touch で「触るな」の意味です。

Don't to run.

Don't run.

命令文は動詞の原形で始めます。to は不要です(Don't to run → Don't run)。

Don't be hurry.

Don't hurry. / Don't be in a hurry.

hurry は動詞なので Don't hurry. のように使います。be + hurry という形は使えません(be の後には形容詞か名詞が必要)。

Please と Let's

ゴール

please を使った丁寧な依頼と、Let's / Let's not を使った提案が言えるようになる

命令文の前後に please / Let's を添えると、伝わり方を調整できます。please を添えると「〜してください」と丁寧な依頼になり、Let's は命令文と一緒に学ぶ提案表現で、「一緒に〜しよう」と言えます。Open the door. が直接の指示なら、Please open the door. は相手に頼む言い方になります。

丁寧にする方法
please を添える
Please open the door.(ドアを開けてください)
丁寧に禁止する
Please don't touch this.(これに触らないでください)
提案する
Let's go to the park.(公園に行きましょう)

例文

please + 命令文

Please write your name.

名前を書いてください。

解説
Please を付けて丁寧に指示します。
please + 命令文

Please sit down.

座ってください。

解説
Please を付けるだけでも命令文はかなりやわらかくなります。
Please don't(丁寧な禁止)

Please don't touch this.

これに触らないでください。

解説
Please don't + 動詞の原形で、相手に丁寧に「〜しないでください」と伝えます。
Let's(勧誘)

Let's take a break.

休憩しましょう。

解説
Let's は「一緒に〜しよう」と自分も含めて誘う表現です。
Let's not(否定)

Let's not be noisy.

騒がないようにしましょう。

解説
Let's not は「〜しないでおこう」「〜するのはやめよう」という意味です。

Let's we go now.

Let's go now.

Let's はすでに「私たちが」の意味を含んでいるので、主語 we は不要です。動詞の原形を直接続けます。

掲示物・注意書きの表現

ゴール

掲示物や案内文でよく使われる命令表現を読み取れるようになる

命令文は、掲示物・標識・公共の案内などの実生活で頻繁に使われます。動詞の原形で始まる指示、Don't で始まる禁止、No Smoking / Keep Out のような短い掲示表現をまとめて覚えると、街中の注意書きを読み取りやすくなります。掲示では、No + -ing の禁止表現と、動詞の原形で始まる短い指示がよく使われます。

よく見る掲示・注意書き
禁煙
No Smoking.(喫煙禁止)
立入禁止
Keep Out. / Do Not Enter.(立入禁止)
押す/引く
Push. / Pull.(押す / 引く)
注意喚起
Watch Your Step.(足元注意)
静粛に
Be Quiet.(お静かに)

例文(掲示物)

禁止の掲示

Please do not use your phone here.

ここでは携帯電話を使わないでください。

解説
Please + do not で丁寧な禁止表現になります。公共施設の案内文でよく使われます。
案内

Be quiet in the library.

図書館では静かにしてください。

解説
Be + 形容詞 の命令文で、その場での過ごし方を指示します。

まとめ

  • 命令文の形を使って、指示・禁止が伝えられるようになる
  • please を使った丁寧な依頼と、Let's / Let's not を使った提案が言えるようになる
  • 掲示物や案内文でよく使われる命令表現を読み取れるようになる
命令文と関連表現の形
場面
指示・依頼
動詞の原形から始める
Open the door.
丁寧な依頼
Please + 動詞の原形
Please open the door.
禁止
Don't + 動詞の原形
Don't run.
丁寧な禁止
Please don't + 動詞の原形
Please don't touch this.
提案
Let's + 動詞の原形
Let's go.
提案の否定
Let's not + 動詞の原形
Let's not be noisy.
be動詞の命令文
Be + 形容詞など
Be careful.