分詞修飾の基本

-ing と -ed で名詞を説明する

-ing / -ed

説明

分詞修飾は、現在分詞(-ing)や過去分詞(-ed)で名詞を説明します。

「眠っている赤ちゃん」「壊れた窓」のように、名詞を簡潔に説明したいときに使います。

現在分詞(-ing)は「〜している」(動作をしている側)、過去分詞(-ed/-en)は「〜された」「〜している状態の」(動作を受けた側やその結果の状態)を表します。

分詞が1語だけなら名詞の前、分詞 + ほかの語のまとまりなら名詞の後ろに置きます。

分詞修飾で押さえること
確認項目使う形
名詞が動作をする側
使う形
現在分詞 -ing
the boy running in the park
名詞が動作をされる側
使う形
過去分詞
the book written by him
分詞が1語だけ
使う形
名詞の前
a broken window
2語以上のまとまり
使う形
名詞の後ろ
the window broken by him

今回のゴール

  • 現在分詞(-ing)で「〜している名詞」を後ろから説明できるようになる
  • 過去分詞(-ed/-en)で「〜された名詞」を後ろから説明できるようになる
  • 名詞が「動作をしている側」か「動作をされる側」かで -ing と -ed の使い分けを理解する
  • 分詞を名詞のどちらに置くかの位置のルールを理解する

現在分詞

ゴール

現在分詞(-ing)で「〜している名詞」を後ろから説明できるようになる

現在分詞(-ing形)を名詞の後ろに置くと、「〜している」(動作をしている側)という意味で名詞を修飾できます。分詞のまとまりが2語以上のときは、名詞の後ろに置いて補足説明します。

語順
名詞 + 動詞-ing + ...(〜している名詞)

例文

現在分詞の後置修飾

The boy running in the park is my brother.

公園で走っている少年は私の弟です。

解説
running in the park が the boy を後ろから修飾しています。「走っている少年」という意味です。
現在分詞の後置修飾

We know the girl singing on the stage.

私たちはステージで歌っている女の子を知っています。

解説
singing on the stage が the girl を修飾。「歌っている女の子」。
現在分詞の後置修飾

The man standing by the door is a teacher.

ドアのそばに立っている男の人は先生です。

解説
standing by the door が the man を後ろから説明しています。「ドアのそばに立っている」という動作を本人がしているので、-ing(現在分詞)を使います。
進行形との違い
The boy is running in the park. は「少年が走っている」という文です。 The boy running in the park is my brother. は running in the park が the boy を説明する部分で、文全体の動詞は is です。分詞修飾では be動詞を足して the boy is running in the park is ... のようにしません。

The boy run in the park is my brother.

The boy running in the park is my brother.

名詞を後ろから修飾するには分詞(-ing / -ed)を使います。動詞の原形や現在形は修飾語にはなれません。

過去分詞

ゴール

過去分詞(-ed/-en)で「〜された名詞」を後ろから説明できるようになる

過去分詞(-ed / -en形)を名詞の後ろに置くと、「〜された」「〜されている」(動作をされる側)という意味で名詞を修飾できます。分詞が1語だけなら名詞の前に置くことが多く(a broken window)、by 〜 などの語が続く長いまとまりになると名詞の後ろに置きます。

語順
名詞 + 過去分詞 + ...(〜された名詞)

例文

過去分詞の後置修飾

The book written by Soseki is famous.

漱石によって書かれた本は有名です。

解説
written by Soseki が the book を修飾しています。「書かれた本」という意味です。
過去分詞の後置修飾

She ate the cake made by her mother.

彼女は母が作ったケーキを食べました。

解説
made by her mother が the cake を修飾。make の過去分詞は made。
過去分詞の後置修飾

The main language spoken in Australia is English.

オーストラリアで話されている主な言語は英語です。

解説
spoken in Australia が the main language を修飾。「話されている主な言語」。

-ing と -ed の使い分け

ゴール

名詞が「動作をしている側」か「動作をされる側」かで -ing と -ed の使い分けを理解する

現在分詞は「〜している」(動作をしている側)、過去分詞は「〜された」「〜している状態の」(動作を受けた側やその結果の状態)を表します。名詞が動作をしている側なら現在分詞、動作をされる側なら過去分詞を使います。

現在分詞と過去分詞の違い
意味
現在分詞 (-ing)
意味
〜している(動作をしている側)
the sleeping baby(眠っている赤ちゃん)
過去分詞 (-ed)
意味
〜された / 〜している状態の(動作を受けた側)
the broken window(壊れた窓)

例文

現在分詞(〜している)

The boy playing soccer is Ken.

サッカーをしている少年はケンです。

解説
少年が「サッカーをしている」(動作をしている側)→ 現在分詞 playing。
過去分詞(〜された)

The car parked there is mine.

あそこに駐車されている車は私のです。

解説
車が「駐車されている」(動作をされる側)→ 過去分詞 parked。
過去分詞(〜された)

I found a letter written in English.

私は英語で書かれた手紙を見つけました。

解説
手紙が「書かれた」(動作をされる側)→ 過去分詞 written。

The book writing by him is famous.

The book written by him is famous.

「本が書かれた」という意味(動作をされる側)なので、過去分詞 written を使います。

The slept baby is cute.

The sleeping baby is cute.

「眠っている」は動作をしている側の状態なので、現在分詞 sleeping を使います。

分詞を置く位置

ゴール

分詞を名詞のどちらに置くかの位置のルールを理解する

分詞が1語だけなら名詞の前に置き(the sleeping baby)、2語以上の分詞のまとまり(分詞 + ほかの語)なら名詞の後ろに置きます(the boy playing soccer)。情報量が多いほど後ろに回すのが英語の語順の基本です。

使い分け
1語だけ
the sleeping baby(眠っている赤ちゃん)
2語以上 後ろ
the boy playing soccer(サッカーをしている少年)

例文

1語の分詞: 分詞 + 名詞

the sleeping baby

眠っている赤ちゃん

解説
sleeping が1語なので、名詞の前に置いて修飾します。
2語以上の分詞のまとまり: 名詞 + 分詞のまとまり

the boy playing soccer

サッカーをしている少年

解説
playing soccer が2語以上の分詞のまとまりなので、名詞の後ろに置きます。
2語以上の分詞のまとまり: 名詞 + 分詞のまとまり

the cake made by my mother

母が作ったケーキ

解説
made by my mother も長い分詞のまとまりなので、後ろから修飾します。

The broken by him window was expensive.

The window broken by him was expensive.

分詞のまとまりが長い(2語以上)ときは名詞の後ろに置きます。broken by him のような長いまとまりは名詞の前に置けません。

まとめ

  • 現在分詞(-ing)で「〜している名詞」を後ろから説明できるようになる
  • 過去分詞(-ed/-en)で「〜された名詞」を後ろから説明できるようになる
  • 名詞が「動作をしている側」か「動作をされる側」かで -ing と -ed の使い分けを理解する
  • 分詞を名詞のどちらに置くかの位置のルールを理解する